ミノキシジル 効果

外用育毛剤ミノキシジルの話題と効果

「リアップ」や「ロゲイン」(商品名)などの主成分である、ミノキシジル(一般名)は米国の製薬会社であるアップ.アンド・ジョン社で開発されました。

「血行促進」を効能にする育毛剤

ミノキシジルの開発研究者の腕の毛が濃くなったことから、育毛剤としての開発が始まり、1987年に、AGA(男性型脱毛症)に陥った頭髪を再成長させる効果があることが発表され、米国のFDA(食品医薬品局)が認可し、
当初はミノキシジル2%含有の外用薬「ロゲイン」として販売され始め、現在はミノキシジル5%含有の外用薬となりました。

日本では、1999年に大正製薬がミノキシジル1%含有の外用薬「リアップ」を一般薬局・薬店向けの医薬品として発売しました。

ミノキシジルは毛髪の成長を促進させる因子の分泌を促したり、血流の改善
作用があるといわれています。

継続的な利用が推奨されており、少なくとも、4ヵ月程度は様子を見たほうがよさそうです。


さて、比較的効果が期待できる育毛剤で、本態性高血圧症には内服投与されている薬剤なら、なぜAGA治療向けの内服薬で発売しないのかという疑問をおもちでしょう。アップ・アンド・ジョン社は当初、ミノキシジルをAGA治療向けの内服薬として開発を行っていました。

しかし、イヌを使用した動物実験で、心臓破裂を生じ死亡した例がありました。

薬品開発の常で安全性を最優先した結果、内服薬としての開発は中止になった、と聞いていま ミノキシジルには、表皮化細胞増殖作用、線維化細胞増殖 抑制作用、血管拡張作用(圧降下作用)などがありますが、心筋細胞のアポトーシス(細胞の自己死)の抑制作用もあり、これがイヌの心臓破裂を生じさせたのだろうと考えられています。

欧米を含め、日本でも一部の診療所で試験的にミノキシジルの内服薬を処方するところがあるようですが、安全性の確認を充分に行わないまま処方するのは、非常に危険です。